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Enter

Enter / Russian Circles
★★★★★★☆☆☆☆

01. Carpe
02. Micah
03. Death Rides A Horse
04. Enter
05. You Already Did
06. New Macabre

例えば(シリーズ化)、ちょっと期待出来そうも無い定食屋さんで、ハンバーグ定食を頼んだら、お皿の中に生姜焼きとナポリタンも入っていたら嬉しいですよね?ちょっとこの店かなり素敵じゃん!って。たぶん簡単に言うとこれもそんな作品で、結構ありがちなハード系ポストロックのはずなんだけど、やけに静と動がハッキリしているからか、サウンドに自信が感じられる分、他のアーティストより得している感じがする。特に後半の3曲はボリューム感たっぷりで、お腹いっぱいになれます。
| comments(0) | - | Russian Circles |
Coieda

Coieda / Takagi Masakatasu
★★★★★★★★★☆

01. Pia Flies
02. New Flat
03. Midnight
04. Cruz
05. Exit / Delete Featuring David Sylvian
06. Coieda
07. O.P.R. Featuring Toma Itoko
08. Dogma
09. Girls
10. Private Drawing
11. Cuba
12. Birdland #3
13. Change Of Seasons
14. Opfern
15. Primo Featuring Toma Itoko

[DVD]
01. Birdland #3
02. Girls
03. Maggie's Trip
04. Private Drawing
05. New Flat
06. Aura
07. Primo
08. Exit / Delete_first_sight

例えば、もし明日世界が滅びたとしても、僕はこの作品に出会えたコトでとても満足出来ると思う。そう思わせてくれる高木正勝さんの中でもベストな作品。コレには人を癒す為の必要最低限の音だけが存在していて、邪な気持ちとか不純物とか、そういった類のモノは存在しない。ただ、透き通っていて、純粋で、そして染みる。そんな楽曲が収録されている。
『AIR’S NOTE』のレビューの際に"水と空気と彼さえいれば何もいらない。"と書いたけど、そもそも彼は水にも空気にもなれる存在だった訳で、要するに彼さえいれば、他に何もいらないんだよね。ここまで自然に体に取り込める音楽を生み出せるのは彼だけ。
| comments(0) | - | Takagi Masakatsu |
BABY’S CHOICE
JUGEMテーマ:音楽

BABY’S CHOICE / TWIGY
★★★★★★★★☆☆

01. INTRO
02. RAPSHIT (SYZZZY SYZZZA, DJ AMEKEN)
03. TOKYO MUD SLUDGE CHOCOLATE (THE LEGEND$)
04. YOU RELOADED (D.O, PIT-GOb, AFRA)
05. CALL EXPANSION (KAPTAIN KIRK)
06. JUST LIKE MUSIC (SYZZZY SYZZZA, DJ AMEKEN)
07. 808 (CATHY)
08. MOVIN'
09. LIVE! (G.K. MARYAN, SHINNOSK8, YOU THE ROCK☆, DJ AMEKEN)
10. 420 (DJ Quietstorm)
11. TOMORROW (SEEDA)
12. TOAST'N HONEY
13. MONOCHRO PUZZLE (SYZZZY SYZZZA)
14. BAY'S VOICE (BAY4K)
15. OOO BABY (AYUSE KOZUE)
16. 606 (KANAKO)
17. BABY'S CHOICE (CARAMEL DELIGHT MIX) (Hi-D, COMA-CHI)
18. W.W.I.G. FM
19. CHIN THE RELAXATION (CHIN THE DOPENESS)
20. WUTUWUN? (Keyco, Jeffrey Connor)
21. END OF TIME (Cathy)

TWIGYはただの天才ではない。現在進行形の天才だ。例えば映画でも小説でも、名作とそれ以外に区別される最大の理由は作り手のエゴが大多数の人々に受け入れられるかどうかで決まると思う。あつかましくない程度の説明や複線に、想像を膨らませるようなエンディングなど。そういったバランス感覚みたいなモノが作品を制作する上で一番難しく大事な部分だと思う。
実際彼も過去には鬼才や異彩を放っていると言われ、他人とは少し違ったアプローチを魅力と捕らえられていた。しかし時が経つに連れて、その評価は変わり、今では広く一般的にTWIGYは天才と認識されている。要するに、彼は作品を出す毎に一番難しい部分であるはずのバランス感覚がどんどん鋭く、正確になっているんだと思う。そんなアーティストを僕は彼しか知らないし、きっとそれがD.Lと共に神仏化されている理由なんだと思う。

今作もまるで"スタジオTWIGY"とでも言いたくなるような沢山の共演者やサンプリングを散りばめたコンピレーション的な作品であるにも関わらず、その中でもしっかりと彼にしか出せないカラーを出しつつ、尚且つ聞き手を全く選ばないという。なんかもう難しいコトは抜きにして、とりあえず初夏の河川敷を自転車で颯爽と永遠にリピートして走れば良いじゃん!って思わせてくれる、そんな清涼感に満ちた作品に仕上がっている。
それにしても、唯一のソロ曲"TOAST'N HONEY"に僕の生涯ベスト3には入る名曲"Love Is Everywhere"を甘くトースト(サンプリング)してくれたTWIGY氏には、この場を借りてお礼の言葉を送りたいです。もう主観入りまくりですけど、これ以上のコラボは、白シャツに黒ブラぐらいしか見当たりません。
| comments(0) | - | TWIGY |
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