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四つ星ローカル
JUGEMテーマ:音楽

四つ星ローカル / KSC
★★★☆☆☆☆☆☆☆

01. IT革命
02. 決志
03. ブレイクスルーTHE前夜祭 feat サイプレス上野
04. ららぱ行進曲(SKIT)
05. LALLAPALOOZA feat ララパルー座
06. ダリーデイリー
07. ドープランド
08. 自己サティスファクション
09. 無礼講グランプリ feat ケンシロウ
10. 四つ星 ロストインスペイス
11. アンティルドーン
12. HIGHer COLOR ILLUSION

ローカル発四つ星行き。クラブやLIVEなどでの精力的な活動が買われLITTLEのアルバムに参加するなど着々と実績を付けてきたKSCがいよいよ1stアルバムをリリース。しかも値段は1500円。そこまで珍しい訳では無いがそういう低姿勢には好感が持てる。
メンバー構成はIMA,MEKOLI,CON,ポジョの4MCでとりわけポジョのアッサリ塩味の自虐フロウは耳に残る。しかしそれは他のメンバーのレベルが低いから印象に残ったんだと思う。「まるで吼えてるだけ」と言う印象を受けるフロウにスカスカで面白みの無いリリック。極めつけはトラックへの適応性が著しく低いので音と声が分離してしまっているのだ。更にIMAとMEKOLIの作るトラックもピコピコ,パコパコとしたありきたりで古臭い印象しか受けず正直フルで聞くに辛い仕上がりだ。唯一トラックが控えめでMC達が上手く前面に出た"HIGHer COLOR ILLUSION"は及第点の曲だがこれだけではKSCとしての将来は限り無く難しいと思う。
ただ何故こんな辛口を言ってるのにレビューしたかと言うとfeatされてるララパルー座が印象に残ったからに他ならない。"LALLAPALOOZA"での完璧にKSCを食う活躍や"無礼講グランプリ feat ケンシロウ(ララパルー座)"での男汁溢れるケンシロウのフロウは印象的だ。ララパルー座は先程紹介したケンシロウの他にLITTLEの"踏み上がり"に参加したBOLT、巻き舌フロウが良い味出してるプラズマ、勢いままなEPOCHの4MCで中々個性的なクルーなので今後チェックしておいて損は無い。
中古屋でも余り見ないし、余りハズレが無いMICリレーモノというのもあり手を出したが収穫がfeatのララパルー座だけと言うのは正直悲しい。
| comments(0) | - | KSC |
SOULSPITS
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SOULSPITS / TARO SOUL
★★★★☆☆☆☆☆☆

01. SOUL SPIT
02. CAN'T STOP feat.COMA-CHI
03. 俺と上野 feat.サイプレス上野
04. ME & MY MIC
05. B-BOYの休日
06. MAGIC MOMENT
07. SO WHAT? Feat.GOUKI,ダースレイダー
08. THIS IS THE WAY
09. AFTER THE PARTY
10. 蜂のように
11. ラディダディ feat.太華
12. PAIN feat.太華,タカツキ,CHI3 CHEE,ALI-KICK
13. 現場でSEE YA!

「次世代の客演王」「HIP HOPの4大要素を兼ね備えている本当のB-BOY」「一人HIP HOP男」など様々な異名を持つTARO SOULがいよいよソロデビュー。ただ実績より先に名前が売れてしまった為、人によっては「DMRで当たっただけでしょ?まだまだこれからだよ」と辛口なコメントをする人もいるだろうが、実はTARO SOULの名前自体はそれこそ随分前(まだMC名が太朗だった時も含めると)の頃から何かと知られており、キャリアだけなら意外に長い。ただ当時の彼は中々自分のキャラを確立出来なくて、他の個性的なMC達(KEN THE 390やDejiなど)に隠れていたのも事実。
そんな彼がダースレイダーに出会い、活躍の場をもらってからというものの、すごい勢いでスキルは向上し、遂にダースレイダーのアルバム『ガレージ男の魂』に収録されている"ガレージ男の魂 Feat.KEN THE 390,Tarosoul,Coma-Chi"で、今の彼の歌いあげるスタイルは確立された。そして、知っての通り、それからというものの怒涛のペースで客演の依頼が殺到するようになった。

彼の最大の魅力ともいえる、あの歌いあげるようなフロウは、とにかく今の日本語ラップシーンでは、際立つオリジナルティ。歌うという点では、Y.O.G.や志人のスタイルに近い気もするけど、彼等程甘口じゃないので、素直にラップミュージックとして聴ける。とにかく今回の作品はHIP HOPへの恩返しが強い作品だと思うので、次の作品こそが彼の純粋の実力が分かると思う。
| comments(0) | - | TARO SOUL |
BIRD OF 12 GAUGE
JUGEMテーマ:音楽

BIRD OF 12 GAUGE / SHUREN the FIRE
★★★★★★☆☆☆☆

01. SPEED & WORDS
02. Double Barrel
03. The WAR RIFF
04. a passion
05. SPEED & WORDS(inst.)
06. Double Barrel(inst.)
07. a passion(inst.)

BOSS THE MCが主宰するレーベルTHA BLUE HERB RECORDINGSからMic Jack ProductionのSHUREN the FIREが1st MAXIをリリース。SHURENの特徴と言えば、脳内宇宙とも言える壮大で奥深い世界観がウリのトラックだ。一言で言えばJAZZYなのだが、SHURENのそれはまるでブラックホールでもサンプリングしたかのように、様々なモノを吸収し、尚且つ凝縮したような今まで味わったコトの無い、濃厚な世界が充満している。
ただ、今まではそんな異質なトラックに比べて、少し単調に思えるフロウがどうしても自分には合わなくSHURENは敬遠気味だった。けど冷静に聞き直すと、単調と思われたフロウは実に短調や強弱が付いている疾走感に溢れたモノだと思ったし、何より聞き込めば聞き込む程、凄みが滲み出るフロウが次第に病みつきになっていった。まるで聞く度に体内の毒素が浄化されてくようなそんな印象も受けた。
後に出た1stアルバム『My Worlds Laugh Behind The Mask』はよりSHURENらしい脳内麻薬が爆発した、疾走感に任せ好き勝手にやっている作品なのでそちらも要チェック。
| comments(0) | - | SHUREN the FIRE |
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