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SEEDA`s 27 SEEDAS
JUGEMテーマ:音楽

SEEDA`s 27 SEEDAS / SEEDA AND DJ ISSO
★★★★★★☆☆☆☆

01. 27 Seeds Intro
02. Time'z Up
03. Whoa
04. Whoa (lost verse)
05. 16
06. Spit Right(Ish-One & SEEDA)
07. Ugly
08. Owlz on Da Treez (Ft. Manny & Big Aki Thug)
09. Where I`m from
10. Life (Ft. L-Vokal)
11. Hoshi (Ft. Klow)
12. Dayz
13. Rawch (Ft. L-Vokal)
14. What ya loyalty based on
15. Free Style(Big Aki Thug & SEEDA)
16. Day One (Manny & SEEDA)
17. SCARS (SEEDA, bay4k, Kyohei, Manny & I-DeA)
18. Shinkiro
19. 16
20. Noize Reduction (for da Street)
21. See-What U Say
22. Keep On
23. 渋谷
24. Smokers
25. Tokyo
26. 時鳥 DJ ISSO Remix
27. 鼻歌

SEEDAを一般的に括ると「バイリンガルMC」となると思う。2ヶ国語(日本語/英語)を巧みに操ってラップをする彼等はいろんな意味で印象に残るものだ。バイリンガルMCの代表格と言えば真っ先にSPHERE of INFLUENCEの名前を思い出す。ZEEBRAの実弟でもある彼は中学時代に渡米しHIP HOP(ブレイクダンスやグラフティーを含む)を学び、日本語だけでは生まれるコトの無いスムースでグルービーな言葉遊びを武器に活動している。最近は一昔前では珍しかったバイリンガルスタイルもすっかり定着し、さほど目新しくもなくなった。
しかし話しておいてなんだが僕はこの所謂"バイリンガルラッパー"が苦手だ。
shingo2のように曲によって全部英語や全部日本語で通すのは別としても一般的なバイリンガルスタイルはとにかくアゲアゲトラックに「俺様は凄いんだ!」っていう俺様ソング的なリリックがやけに耳に付くからだ。ただでさえ俺様ソング系はリリックが支離滅裂で理解しにくいのに、そこに英語が混ざるとなるともうお手上げ状態。リリックを聞き取りたいのに何を言ってるか分からない(これはフロウも関係してるが)、更に中途半端に英語を使っているので歌詞カードに和訳の歌詞が付いているわけでも無い。ある程度は心意気で理解できるけど、そのMCが曲を通して一番伝えたいコトを理解できないというのはリスナーとしては悔しいと思う。

個人的にはスルーの対象でもある「バイリンガルラッパー」のSEEDA。そのSEEDAの音源初聴となったのは奇しくも2004年最大の問題作にもなった『Self-Expresson / I-DeA』だった。栄えあるオープニングナンバー(他にもう一曲参加)を飾った彼だったが個人的には余り良い印象が湧かなかった。なぜならそこには自分が苦手としている「バイリンガルスタイル」があったからだ。

けど、僕はこのCDを手に取ってしまった。最初は本当に軽い気持ちだった。値段が安いのと、自分が好きなSD JUNKSTAの一員であるDJ ISSOがMIXをしていたから。買う理由なんてそれで十分だった。誰が歌ってるかとか何が入ってるかとかは、そんなに興味がなかったからだ。しかし購入して1ヶ月。彼の声が僕の耳から離れるコトは無かった。聞き終えると同時にリピートをして、それだけで1日が終わる日々。間違いなく僕は彼と一緒に過ごしていた。 そして今までバイリンガルスタイルってだけで彼を拒絶していた自分が恥ずかしくなった。

彼はI-DeAやBLといった国内最高峰のトラックメーカーが認めた唯一無二の存在。どんなリズムのトラックにも柔軟に対応し、完璧のフロウ(通称七色のフロウ)を使いこなす彼のスタイルは類を見ない。何より1MCでここまで曲毎にカラーを変えられるMCがいただろうか?純粋に上がれる曲もあれば、やけに胸に響く曲もある。鬼気迫るような曲があれば、切なく癒される曲もある。この様々な情景が浮かぶのを七色のフロウとかけて「カラフルなMC」と言うのは、かなり安易だけど、でもこういう風に感じるのは自分だけでは無いと思う。彼はトップクラスのスキルと流れるような七色フロウ。そして圧倒的な存在感を持った天才MCだ。
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