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プロローグ

JUGEMテーマ:音楽

 プロローグ / KEN THE 390
★★★★★★★☆☆☆

01.鬼さんこちら
02.オーシャンズ3 feat.YOG,ALI-KICK
03.LOVE
04.星をつかめ
05.ラジオの時間 feat.エムラスタ
06.しゃべくり芸
07.はじまりのJAZZ
08.小雨降る東京
09.walkin'
10.すれ違い feat.COMA-CHI
11.耳をすませば
12.記憶 feat.MAYA
13.Back in the days part2
14.終わらないララバイ
15.プロローグ

DMR時のような目立ちたいが為のギャクラップでもなく、りんご時の荒々しさに溢れる男気ラップでもなく、タロケン時の陽気でパーティー感溢れるラップでもなく、ソロになり一旦スイッチを切りKEN THE 390として自然体に戻り正統派な作品を生み出した。多彩な変化球を持つ彼だがあえて直球勝負を選んだ様には好感が持て、完成度の高さからこれが最善の選択だったというのを再確認させられる。
日常生活から感じた想いをリリックにし無理無く出せる声質でのフロウ。素朴で身近な存在がするMCだ。しかし彼には素朴さだけでは無く、まるでドラクエの主人公のように素朴さの中にある溢れんばかりの素質も間違いなく兼ね備えている。今では死語とも思える「バックグー」や「ララバイ」などを違和感無くリズミカルに聞かせれるのは彼だけだと思うしフロウも特別目立つと思えないのだが何故だか耳には残る。天性の表現方法とリズム感。そして正統派と言う点も合わせると次世代のKREVAとも言える存在だろう。
JAZZテイストなトラック郡はROMANCREWのALI-KICKやsmrytrpsのカトウケイタ、STERUSSのDJ KAZZ-K、お馴染みのファンク入道など様々な人が手かげているのにも関わらず妙に統一感があり、心地よい。しかし同時に何かに制限されているようにも思える。今ひとつ心に残るモノが無い。良質だがそれまでと言った印象。なんだろう、なんかあと一歩足りない気がしてならない。
全体を通して「流れ」があり最後までスムーズに聞くコトが出来る。特に後半の流れは一聴の価値あり。ただ、個人的にはもう少し浮き沈みというか曲調に変化を付けて欲しかった。幾分ソロアルバムと言うコトもあり単調になりがちなのだ。変化を生み出せた曲がCOMA-CHIとの"すれちがい"だけというのは残念な所。"オーシャンズ3"もその完成度とは裏腹に序盤と言うコトで埋もれがちだ。
全曲ラップアルバムという心意気は買いたいが、ここは1曲目に短めなINTROを持ってきて"鬼さんこちら"に繋げ"オーシャンズ3"は中盤に持っていき変化を付ける存在にすればもっと良い作品になったと思う。しかしこの批判の背景には期待の表れだ。彼はもっと高みにいける存在だ。
さらにこれはあくまでプロローグ。日本語ラップ界きっての冒険家KEN THE 390のサクセスストーリーはまだ始まったばっか。
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