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Midnight Express

JUGEMテーマ:音楽

Midnight Express / BIG JOE
★★★★★★☆☆☆☆

01. Midnight Express (New Depature Version)
02. Midnight Express (New Depature Version O.N.O Remix)
03. In The Darkness (Original Version)
04. In The Darkness (Sadness Version)
05. Midnight Express (New Depature Version INST)
06. Midnight Express (New Depature Version O.N.O Remix INST)
07. In The Darkness (Original Version INST)
08. In The Darkness (Sadness Version INST)

昨年末1stアルバム『The Lost Dope』で己の全てを曝け出したBIG JOE。他のMCとは明らかに違う世界観や感受性は10数年という日本語ラップの短い歴史の中でも異質なアーティストといえる。"誰が""何が"彼をここまで引き上げたのか。そんなバックボーンに対し不思議に思う人もいるかもしれないが、まず"誰が"は間違いなくMJPの面々とFreezer bell氏だろう。"何が"はたぶん憶測だが例の事件だろう。そしてそんな状況下にいる彼に対し自分は皮肉に聞こえるかもしれないが、全てを失っても"時代は彼に味方している"そう思えて仕方が無いのだ。

真っ暗な夜に描き出される1本の道。決して終わりが見えず、幾度の絶望と深い悲しみが交差する道。ただ感謝と愛によって足元に照らされる白い道。求道者たる姿勢を貫いている彼の目指している場所こそ、この光と闇の狭間への道なのかもしれない。そしてアイデンティティーの確立と更なる飛躍の為にこのシングルはリリースされた。純粋な新曲では無い。アルバムからのカットになる。世界の醜さに対し憂いに満ちた感情でポエミーに仕上げた"Midnight Express"DJ DOGの涙腺を刺激する泣きメロに執拗に絡みつくBIG JOEのフロウはまるで祈りを捧げているように思える"In The Darkness"。前者の曲はTHA BLUE HERBのO.N.Oが。後者の曲はMJPのKENがREMIXを手掛けている。各々自分のカラーを作品に上手く投影しており、すっかり様変わりする曲には新曲のような印象を受けた。ここまで自分色に染めながら昇華させるのは容易では無い。
しかし無茶だと分かっていても自分が求めているのは純粋な新曲であり、それを考えるとやはり物足りなさが残る。ファンである自分が物足りなさを感じるのだから一般の人は尚更だろう。新曲でも無ければ名曲でも、特別キャッチーな作りの作品でも無い。そう考えると無理に購入する必要も無いと思う。ただこれを購入するのは本当にBIG JOEが好きな人だけで良いと思うし、本当の音楽の在り方だと思う。お互い求めているのはシンプルな共感。それこそ下手に戦略を練り次元を下げてまで売り出すメディアが狂っている。シンプルながら一つの芸術品まで昇華されている本作は本物のリスナーにだけ届けられればいい。
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THE LOST DOPE

JUGEMテーマ:音楽
 
THE LOST DOPE / BIG JOE
★★★★★★★★★☆

01. Call from lithgow c c feat MC Lokito
02. Lost dope
03. In the darkness
04. Let's get dirty remix feat Shulen the fire
05. Ill dance musik remix feat Freezer bell
06. Midnight express
07. Today is... feat J.F.K
08. Deadman walkin remix
09. Fade away
10. Lost dope DJ Olive remix

始まりはRAPPAZ ROCK(ラッパーズ・ロック)。その後MIC JACK PRODUCTIONのリーダーとなり北海道・札幌シーンで不動の地位を築き、リリース自体は少ないながらも良質な音楽を提供してきた。今では地道な活動の甲斐もあり北海道・札幌シーンだけでは無く全国区でも確固たる地位を築いていると言ってもいいだろう。そんな彼の功績に対し日本語ラップ界最大の賞賛の声を送る人もいる。またDJ DOGが手がけるトラックは、ループミュージックを基盤に、どうすればリスナーがノるのかを全て計算しつくしているかのようだ。そしてその音楽の波にすんなりと乗るBIG JOEやMJPの面々も下手な小細工などはせず"心が命じてるんだ"っと言わんばかりの直球勝負。単純×純粋の組み合わせに悲壮感などの相乗効果なども合い重なり合ってどの曲も完成度が高く捨て曲など一切無い。中でも"Lost dope DJ Olive remix"は、原曲の死刑囚の最後の主張のような雰囲気も捨て難いがこちらのREMIXは聴いた瞬間に魂が揺さぶられ感情が抑えきれなくなった化け物曲。刑務所に囚われている人の心の中のような混沌とした激しい渦が上手く表現されていて、それは留まるコトを知らない。更にCDで初めて聞く彼の電話越しのフロウは想像してたより生々しく、恐ろしい。いっそのコト自分も狂ってしまいたくなる衝動にも駆られてしまった。

「この電話は他でもなく盗聴されてるが SOULまでは奪えやしないさ」
「人生は苦難に満ちてるが最後に自分だけは見失うな! 雨に打たれてもまた立ち上がれ 生きてりゃ何度でもまたはじめられるぜ」

彼は全ての罪を認めた上で自分やリスナーに自分の生き様を…進むべき道を諭してるのだ。
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